2021年11月12日金曜日

読書の秋

 はじめまして。いのしょうと申します。
スポーツの秋・食欲の秋と続いてますので
僕からは読書の秋📙
普段本読まない方でも読みやすい本を紹介しようと思うので、
おうち時間のお供や日常の刺激にいかがでしょう?
※ミステリー多めです

十角館の殺人

著者:綾辻行人
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。やがて学生たちを襲う連続殺人。驚愕の結末が読者を待ち受ける!(紹介文より抜粋)

「館シリーズ」といわれる有名な推理小説の中でも一番有名なやつです。すごく面白いトリックが使われてるので、読む際はネタバレ厳禁で!二つの舞台が同時に進行するシナリオなので、情景を浮かべながら読むとより没入できて面白いです。個人的にはこれ以外にも「時計館」や「人形館」なんかもオススメです。どれもトリックが凝ってて、それでいてすごく読みやすいです。


ABC殺人事件

著者: アガサ・クリスティー
ポアロのもとに届いた予告状のとおり、Aで始まる地名の町で、Aの頭文字の老婆が殺された。現場には不気味にABC鉄道案内が残されていた。まもなく、第二、第三の挑戦状が届き、Bの地でBの頭文字の娘が、Cの地でCの頭文字の紳士が殺され……。(紹介文より抜粋)

”名探偵ポアロ”シリーズの名作です。これも人間の心理を突いたような有名なトリックで、昨今でも色んなドラマとかで使われてますね。ポアロが小太りのパッとしない(けど自尊心のやたら強い)おじさんなのですが作中での扱いとかも含めてキャラクター性も魅力的なシリーズです。色んな作品があるので気に入った方はぜひ。短編集の「ポアロ登場」は各話短くてサクッと読めるのでスキマ時間にもおすすめです。


新世界より

著者:貴志祐介
1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。(紹介文より抜粋)

最初は普通のファンタジー物っぽいです。が、実際に起こりうる現実の未来かもしれないほど世界観が練ってあって圧倒されます。念じただけでほぼ何でもできる念動力を持った人々の社会。ある種究極の銃社会ともいえるその社会はどうやって成り立っているのか。主人公の女の子が成長するにつれて段々と社会の仕組みが見えてくるのが面白いです。ディストピア物が好きな方は特にハマると思います。


陸王

著者:池井戸潤
埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」。四代目社長の宮沢紘一は、会社存続のためにある新規事業を思い立つ。これまで培った技術を生かしたランニングシューズの開発はできないだろうか? 従業員20名の地方零細企業が、一世一代の大勝負に打って出る!(紹介文より抜粋)

”半沢直樹”で有名な池井戸潤の作品です。ドラマ化もされてて、そっちもすごい良かったです。小さい町工場が一念発起してランニングシューズ業界に殴り込みをかける様が熱く書かれてます。この作家さんの持ち味の逆転劇が陸王でもしっかり書かれてます。モノづくり・アスリートの葛藤や努力も伝わってきて良い作品です。「ルーズヴェルト・ゲーム」「下町ロケット」も同じ系統なのでハマった方はこちらも是非。




いかがでしたでしょうか?
読書って習慣の無い方にはハードル高いように感じるかもしれませんが、
アプリでも読めるので電車移動やちょっとした待ち時間がいい感じに過ごせますよ。
普段読まない方こそ暇つぶしの候補として検討してみてはいかがでしょうか?
それでは。